2018年5月15日火曜日

嬉しいお知らせ、そして悲しいお知らせ

2018年5月12日土曜日の夕方から陣痛が始まり、6匹が生まれ終えたのは夜中の12時を回った頃だそうです。オデット、訓練士さん、お疲れ様でした。お産は安産だったそうです。

6匹中、なんと黒5匹!「オデットの遺伝子、つよっ!」パパ似のイエローは1匹のみ。オス2匹、メス4匹でした。

4番目に生まれた水色ちゃん、生まれた時からお腹がまるまるとしていたそうです。元気はあったのですが、獣医さんの見立てでは腸が繋がっていないかも、とのこと。お尻を刺激したり、オデットになめてもらったりしても、どうしてもお腹の中をすっきりさせることはできませんでした。月曜日、我が家に連れて帰ってきた晩、日付が変わる頃に虹の橋を渡りました。わずか3日の命でした。
お腹が苦しいのか、か細くもしっかりした声でミィミィ鳴いていましたが、お腹をさすったり、手を添えると気持ち良さそうにしていました。野生の母親は、生きる見込みのない子の世話をしない、とも聞きますが、オデットは最後まで水色ちゃんをなめていました。
今日、水色ちゃんを庭に埋める前に、お別れをさせようとオデットに見せたら、パピーの顔をペロペロとなめて私を見つめていました。そのパピーが生きていないことはオデットにもわかっているでしょうに、言葉は話さないけど、気持ちをしっかりと感じました。

今回は、悲しいお知らせをしなければならず残念です。繁殖という、命にかかわることは死が常について回り、生きていることが当たり前ではないと思い知らされました。
水色ちゃんは、きっと腸以外はしっかりと動いていて、必死に生きようとしているように見えました。でも、一つの臓器がうまく動かないだけでついえてしまうなんて。

小さな小さな水色ちゃんは、バラの花びらでふわふわにくるんで我が家の庭に眠らせました。どこへも行くことなく、ずっとオデットや私たちと一緒に。

唯一のイエローラブはイエローリボン、体も態度も横綱級です。がぶがぶ飲んで、どんどん体重も増えていっています。女の子だけど。

 二匹のオスは、赤と青。J胎もそうでしたが、男の子の方がおとなしい?
 ピンクと白は、他の子よりも小さめで新生児らしいパピー。いつも一緒にいます。

 マイペースに動き回り、飲みたいときに飲んで寝るイエロー。
 3回目のお母さん業。すっかり慣れたもので、よくお世話をしています。
 上の写真(一枚目も)、オデットの右手にくっついているのが水色ちゃん。最後までオデットと兄弟と一緒に過ごしました。
これからの50日、パピーの成長におつきあい頂けると嬉しいです。
ヨハン・シュトラウス