このレインコート、ジュリ→エレナ→ブラッキーと代々着ていますが、21キロのオデットには大きすぎるよね?と言いながら着せたら・・・あら?胸がきつそう(^_^;)。大人の女だから胸が・・・?いやいや(^_^;)。手脚は二重三重に折り曲げてではありますが、十分に着られるサイズでした。
「新しいおかーさん、ワタクシが太ってるとでも?」ごはんも好きだけど、散歩が何よりも大好きなようです。オデットは、靴やクッションを噛まない、食べ物を欲しがらない、犬用の小さなクラッカーも丹念に臭って、口に入れては出したりして毒味します。でも、フードはパクッと食べます。いままで、一口もフード以外のものを食べたことがないのだと感心します。食洗機を覗きにきても、「これ、なんですの?」という感じで、舐めようとはしません。うちで育ったパピー達とえらい違いだ!
初めてのパピーを預かったのは4年前で、長女が4年生の時。園児だった末っ子がいま4年生。子どもが幼い頃は、季節の催しが楽しくて、つくし採り、潮干狩りなど必ず行っていましたが、末っ子の記憶には残っていません。いまでは学校の催しに追われ、食卓での話題がテストの順位では、末っ子の教育に良くない!ということで、突然、夫が笹を買ってきました。本物が欲しかったんだけど、これしか売ってなかった・・・と毎年使えそうな笹(^_^;)。それに書いた短冊は、というと・・・
長女「○○(好きな小説)が映画化されますように!」
末っ子「けんしょうに当たりますように!」という願いがぶら下がる中、
長男「オデットがいっぱい子どもを安産でうみますように!」と書かれていました。
オデットはママになる候補犬です。そのお世話をする為に我が家に迎えたのですが、息子達は「早く赤ちゃん産まれないかなぁ〜」と毎日言っています。噂を聞きつけてオデットに会いに来たおばあちゃんなんて、一目見るなり「あら!もうお腹に入っとうとね?」とレディに失礼な発言(>_<)。
オデットは可愛いことはもちろん、性格もおとなしく、ほとんど手がかかりません。ただ一つ。ワンツーしてくれないこと。初日は24時間我慢しました。何度も外に出しましたが、してくれません。外で遊び回るわけでもなく、じっと私の足元から離れずにいます。気持ちが私に伝わらないオデットも可哀想だし、朝から30分も蚊にさされながら外に付き合って立ち続けるのも嫌になります。パピーなら、善悪や生活パターンを教えるのはパピーウォーカーですが、もうでき上がった成犬となると、こちらも気持ちを尊重したいし、無理強いは通じない。散歩に出ればワンツーするでしょうが、家でせずに外でワンをするのは避けたいのです。
そんなやりとりの中、今日は朝から何度誘ってもワンをしてくれないオデットをケージに入れました。おもらしするわけでも、悪さするわけでもないのに、嫌いなケージに閉じ込められて不服そうでした。そして1時間ほどして出したら、見事、ワンをしてくれて、私も嬉しくて嬉しくて褒めちぎり、それがオデットにも通じて大喜び。初めて、心が通じた気がしました。私もオデットも嬉しくて、そのままレインコートを着て散歩に出たのが、1枚目の写真です。