2020年11月30日月曜日

ワンコのチカラ

 早いもので、今年も師走が目の前に迫ってきました。それで、焦っていたわけではないのですが、愛車で歩道の縁石に乗り上げてしまい、いま車を修理に出しています( ;  ; )。10年以上同じ車に乗っているので、ディーラーでは当然、修理より新車を勧められました。日曜日なのにお客さんもいないし、大きな買い物はなかなか売れないようですね。担当者も困った顔をしてました。こちらも修理代でさえ痛いので、「がんばって乗り切ろうね」と言うしかできませんでした。


普段は、犬散歩以外はほとんど車で移動するのですが、今日は、仕方なく、目的地まで2キロ弱の道のりを一人で歩きました。オデットと散歩で歩く道なのに、行けども行けどもゴールは遠く、息切れする始末。オデットと一緒だったら、いまぐらいの気温ならどこまででも歩けるのに...。
用事を済ませて帰宅したのち、オデットと一緒に散歩にでたら、疲れることなくすいすい歩けてしまう不思議。オデットを見ながら、話しかけながら、周りの自然を眺めながら歩くのは楽しくて疲れなかった。犬がいなかったら、すでに歩けない体になってただろうな。

ワンコのチカラわんよ!

いま日本盲導犬協会の宣伝をラジオでよく耳にします。盲導犬が関西弁で面白おかしく話すものです。それに対して、「犬の気持ちを誰が聞いたというの!?」「不愉快!」という意見も聞きます。作り手側も、賛否両論をわかった上であえて、盲導犬に目を向けてもらうという意図でCMを作ったとも聞きました。
ペットにしろ、使役犬にしろ、どちらも野生でない限り、人間の思惑のなかで生きているという点においては同じことだと思います。山や海で犬と遊びたいから犬を飼う、部屋の中で孤独を紛らすために散歩の必要のない小型犬を飼う、どれも人間が自分のためにやっていることだと思うのです。目の不自由なユーザーが一人で散歩もできないけれど、盲導犬がいれば一人で歩くことができる。それを可能にするのが盲導犬ならば、盲導犬を飼う自由があってもよいのではないかな。盲導犬の敵は愛犬家。それはボランティアを始めてから知りました。ワンコのチカラをわかっている人にこそ理解してもらいたいのにな。
私の健康を保ってくれるのも犬。ありがとう、ワンコたち♡