2020年11月8日日曜日

ご当地事情

日によって寒暖の差はあるものの、今年は秋晴れの日が多く、休日は家にいてはもったいないと出かけています。おかげで、家の中と庭は荒れ放題(いいわけ)。

これは、先週会ったたラブたち。このとき、キャリアチェンジ犬のチャンプ君と再会できました。チャンプ君は、私がブラッキーのPWだった時に一緒に講習会を受けていた同期。一人っ子チャンプ君はキャリアチェンジ先のお家で、とてもとても可愛がられていました。そんな様子を見ると、キャリアチェンジとなったオデットパピーや全ての犬たちも幸せになっていると思えます。
以前も、ランで会った九盲のキャリアチェンジの子が北海道からきたと聞き、北盲のボランティアさんに尋ねたらトントン拍子にルーツがわかり、その子の母犬は九州から行った犬で、なんとオデットの従兄弟と判明!また、ある時はオデットの孫に会うという楽しい出会いもありました。繁殖犬ならではの楽しみかもしれませんね。盲導犬関連のワンコはみんな親戚みたいなものなので、血縁でなくても仲良しでわちゃわちゃしてくれるのが嬉しいです。

本日11月8日は、オデパピーの最初の子、熊の子ミシェルの誕生日!
キャリアチェンジとなったミシェルは鹿児島でのんびりと暮らしています。あいかわらずのまんまる顔で、可愛がられている様子が写真やビデオで届きました♡

そして今日は佐賀県の吉野ヶ里遺跡へ、犬も入れると聞いてでかけました。
とても広い敷地に弥生時代が再現されており、青い空と植物は1500〜2000年まえの風景と変わらないのかなと想像するとわくわく。



私は出かけるなら犬が入れる所が基本なんですが、ここでは幼い子供から大学生くらいでも「うわ、犬!」「おおきな黒い犬!」と避けられて、よちよち歩きの子が近づいてくると、後ろから「犬に噛まれるばい!」とおじいさん( ;∀;)...。噛みませんってば(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
帰り際、「黒い犬は珍しいね」と話しかけられました\(( °ω° ))/。そんなに遠くに来た意識はなかったのだけど、異文化の中に入り込んだような感覚に。
 ダイビング天国のミクロネシアに、昔マンタ(大きなエイ)が人をさらうと恐れられ、捕獲しまくって、いなくなってしまった島があるそうです。もしかして、佐賀では黒い犬が駆逐されたとか?縁起が悪いとか?黒ラブの盲導犬は働きにくいなぁ。
 佐賀に住んでる私の知人はみなさん犬好きなので、考えたことなかったけど、犬と一緒に出かける習慣がないのかも?先日、同じく佐賀県の21世紀県民の森へ遊びに行った時も、犬は1匹も見なかったし、空席のレストランのテラス席も犬NGでした。
 同じ九州でも、熊本へ行くと、驚くほど犬に寛容で、どこへでも入れる印象を受けます。大昔に農耕中心だった人間と狩猟していた人間との違いか?などと思ってみるも、答えは出ず。
大きな黒い犬を連れて歩くのが、宇宙人を連れているような、そんな目で見られてるような気がしたのは考えすぎかなー。




と、私が思いながら歩いている間に、家族は勾玉を作っていました。安価で結構よいものが作れて大満足なご様子♪