2018年12月20日木曜日

九盲35周年&避妊手術

12月16日、九州盲導犬協会35周年イベントに参加しました。
雨つぶが落ちている朝だったので心配しましたが、次第に雲が晴れ、協会内も大盛況でした。人と同じくらいの数の犬たちがひしめき合い、そんな中、ハーネスをつけた盲導犬たちはしっかりお仕事をこなしていました。
可愛い3ヶ月のパピーは大人気。20キロ超えのラブが居並ぶ中、その存在はチワワサイズ( ^∀^)!貴重な大きさを触らせてもらいました♡
オデットパピーのステラ、シェリー、ジーク、ショーンもみんな参加していて、会うことができました♡すっかり大きくなって、それぞれ個性豊かに育っているようでした。
盲導犬や繁殖犬を引退し、引退ボランティアさんと一緒に参加している子達が可愛がられている姿を見ることができたのも、嬉しい出来事でした。

盲導犬として活躍中のブラッキーも、ブラッキーのママ犬ほのかちゃんの元気な姿にも会えたし、なんだか同窓会みたいでした。犬舎見学では頑張っている後輩犬たち、オデットパピーのジュールもいました。この子たちだけは、涙なしには見られない...

5年前の30周年、今回の35周年、次は5年後?
できることなら、毎年開催してくれると嬉しいな。

さて、その翌日...
17日月曜日、オデットは避妊手術を受けました。記録を残しておきます。
手術の朝のさんぽ
散歩も長めに歩いて、公園で水仙の新芽を見つけてパシャリ。

朝ごはん抜きで病院へ。吠えることもないけど、黒い顔と黒い瞳でしっかり「いやだな」と訴えていました。無言の訴えの方が獣医の先生もこたえるようで...「嫌われるなぁ」って。
手術は、卵巣と子宮を切除しますが、骨盤の中にある子宮を完全に取り去るのは難しいそうです。若い犬よりも脂肪が多く、物理的にぬるぬるするのでやりにくい、といった事も言われました。
午後、無事に手術が終わったお知らせをもらいました。

18日火曜日。午前中にお迎え。
しっかり立って歩くけれど、表情は暗い。
病院で餌を与えたけれど、食べなかったそうです(O_O)!丸1日、なんも食べてないのに!
腹ペコのところで、どか食い、がぶ飲みをして胃捻転を起こすラブが多いそうで、気をつけるように注意されました。
車の後部シートには飛び乗りましたが、家について、自力で降りようとしないので抱いて下ろす。階段は歩いてあがり、部屋に入るが、なんとなくよそよそしい。
クッションをそばにおいて、私もできるだけ動かないようにして寝かせる。
夕方、起きてきて「ごはんちょうだい」という顔をする。
食欲も戻ったようので、ウェットフードをぬるま湯で溶いて与える。完食( ◠‿◠ )

19日水曜日。
散歩に行きたいというので出るけれど、本調子ではない。
餌は、いつものフードを完食。ワンツーも問題なし。よく寝る。
一度寝ると、深いようで、子供達が帰宅しても迎えに出ない。

20日木曜日。
朝から雨。手術の傷口がくっつくのに3-4日かかるそうで、汚さないように言われています。雨があがり、やはり散歩に行きたがるので、完全防備の全身レインコートを着て出発。着心地はよくないらしく、歩きにくそうにトボトボ。他に楽しみもないので、あちこち臭って歩く。
夕方、買い物から帰ってきたら、飛び出してきて喜ぶ。ようやく元に戻ったかな?化膿止めの薬を飲んでいるせいか?、やたらと水をよく飲む。それだけが気がかり。
目も生き返った
病院に貼ってあったポスター
福岡市では、犬猫殺処分を減らすため、「犬猫パートナーシップ店 認定マーク」を作り、厳しい認定基準をクリアしたペットショップに与えるそうです。
もともと、ペットショップで生体を販売することを禁止してほしいけれど、なかなか進展しない中、これは全国で初めての試みだそうです。
簡単に買うことができず、講習を受ける義務が発生したり、制約が増えて面倒臭いし、はたして繁殖の現場にまで踏み込んでいるのかはわからないし、どこまでこのマークが浸透するか...。現在、認定されているのは10店舗のみ。実際に買う人がこのマークを認識するまでには時間もかかると思いますが、買う人も売る人も命に真面目に取り組んでほしいものです。zuttoissho.com

手術日の朝、散歩大好きオデットに「さんぽいく?」と言った時のの様子です⬇︎この時はまだ何も知らない...( ; ; )