2017年6月18日日曜日

ラブラドール

からりとした週末は今日までかな?とソファクッションを天日干し。すると、黒い犬も間に入って日光浴♪( ´▽`)。

新しい本の紹介です。
ベン・フォーグル著「ラブラドール」。
息子の学校の図書館報は、A3用紙の裏表に新しく入った本が100冊ほど紹介してあり、毎月楽しみにしています(私が)。この本は、そこで紹介されていたのですが、市の図書館には無く、息子に頼んで学校から借りてもらいました(*^^*)。買いなさいって!?


内容は、ラブラドール作出の歴史から性質、使役犬としての役割、著名人のラブラドールなど、これさえ読めばラブラドールの全てが分かるというもの。著者は英国の有名人で、本じゅうにラブラドール愛が溢れています♡。この本を読むと、一緒にいるラブラドールがますます愛おしくなるし、ラブラドールが側にいない人は欲しくてたまらなくなること間違いなし!

本によると、ラブラドールの色、イエローやチョコレートは、ブラックから産まれた突然変異だそうです。知らなかった〜!いま米国ではグレーのまだら模様のラブもいるとか?
よりよいラブラドールを作出する上で、いろんな犬と掛け合わせるうちに色の変化が起きたのでしょう。ゴールデンレトリバーは、ラブラドールと遺伝的には近くないそうです。黒ラブとは性格も見た目もまるで似てないものね。
カナダから英国に持ち込まれたラブの祖先は黒!黒ラブこそが一番♡という主張が随所にあり、思わず笑みがこぼれます(^^)。でも、表紙がイエローラブで、裏表紙は流行りの白っぽいゴールデンなのは、万人ウケするように出版社の策略か?納得いかないなぁΣ(-᷅_-᷄๑)。

このベン・フォーグルさんのお父上、ブルース・フォーグル博士は、とても有名な動物行動学者であり、獣医さんだそうで、博士が書いた本を図書館から借りて読み漁りました。10〜20年前に発行されたものですが、どれも写真が素晴らしく(しかもモデル犬ではなく、博士や友人の犬)内容も古くない。子ども向けの動物図鑑ではなく、読み応えがありました。
たとえば、オデットには足先をなめる癖があるのですが、ラブラドールは不安や退屈な時、そういった癖が出やすいそうです。治療に精神安定薬が効くこともあると書かれており納得がいきました。